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お年玉の意味・由来と基本マナーとは?(お正月・お年玉袋・子供にも説明)

今回も、前回に続いて「お年玉シリーズ」の記事になります☆

お年玉の意味や由来、そしてマナーに関してご紹介していきます!

 

お年玉の由来に関しては、難しい内容ではないので、

お子さんなど小さい子供に説明する時でも、

要点をそのままお伝えしてもらえれば理解できると思います☆

 

尚、「お年玉の金額相場」や「お年玉袋の書き方」に関しては、

別途記事でまとめていますので、関連記事を見て下さいね☆

 

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お年玉の意味・由来

お年玉の意味

現在のお年玉の意味は、新年を祝う「贈り物」になります。

そして自分より目下の人に贈るのが風習となっています。

 

この2点は、お年玉の由来に関わってくるポイントになります。

・新年を祝う「贈り物」

・目下の人に贈るもの

 

お年玉の由来

年神様が関係している

お年玉の由来には、「年神様(としがみさま)」が深く関係しています。

 

「年神様」とは、お正月になると山から降りてくる神様のことで、

子孫繁栄や幸せを運んでくれる神様と信じられてきました。

 

そんな年神様をお家にお迎えし、お祝いごとをすることで、

「子孫繁栄と幸せ願う」という文化が生まれます。

お年玉の由来は「鏡餅」

お年玉の由来は、年神様へのお供え物である「鏡餅」から来ているという説があります。

お年玉意味由来マナーお正月お年玉袋子供 02

お家にお迎えした年神様の魂が「鏡餅」へ宿ると考えられており、

年神様の魂ということで、魂が宿った鏡餅が「年魂(としだま)」と呼ばれるようになります。

 

そして敬意をこめて「御年魂(おとしだま)」と呼び、

家長が家族へ与えて、それを頂く(食べる)ことで、

子孫繁栄や幸せを願ったということです。

御年魂から「お年玉」へ

そして「御年魂」から「お年玉」へと漢字が変化していきます。

この漢字の変化の一つの説としては、鏡餅が丸い形をしているので、

「お年玉」という漢字へ変化したという説があります。

目下の人への金品の贈り物へ

そしてやがて風習が変わり、

家長から家族へと与えていた贈り物としての鏡餅という「お年玉」が、

「目上の人」から「目下の人」への金品の祝い品としての「お年玉」へと意味が変化していきます。

今現在のお年玉の風習へ

そして更に形を変え、今現在のお年玉の風習である

「大人から子供達への祝いとしてお金を贈る」

というお年玉へと変化したということです。

 

こういった由来から、お年玉には下記2つのポイントがあるということです。

・新年を祝う「贈り物」

・目下の人に贈るもの

 

お年玉マナー・あげる相手に注意

お年玉をあげる相手

お年玉をあげる相手は、基本的には下記の子供になります。

・自分の子供

・親戚の子供(姪っ子や甥っ子、その他)

・友人など親しい知人の子供

 

あげてはいけない子供がいる?

自分よりも立場が上の人のお子さんにあげるのは、

基本的にマナー違反になるので注意しましょう!

 

例えば、自分の上司のお子さん、先輩社員のお子さんなどには、

マナー上では、お金としてのお年玉をあげないこととなっています。

これはお年玉の由来として、「目上の者から目下の者へ渡す物」という風習が元になっているのでしょう。

代わりに玩具をあげる

お金の代わりに、おもちゃをあげるなどは、

マナー違反には当たらないので、上司や先輩社員のお子さんが小さければ、

玩具をあげるようにしましょう☆

 

何歳まであげればいいのか?

マナーとしてお年玉をあげる相手は分かりましたが、

一体、何歳まであげればいいのか気になりますよね!

家庭によって様々

これは特に決まりがあるわけではなく、家庭によって様々です。

それぞれの家庭により下記のような節目で区切っているようなので、参考にしてみて下さい。

・学生の間はあげる(社会人になったらあげない)

・高校生まであげる

・大学生まであげる

・成人するまで(20歳まで)はあげる

・親戚の子供にあげる場合は、自分の子供がもらった歳までは、相手の子供にあげる

 

ちなみに、稀ではありますが、成人した後でも、

親などからお年玉を貰ったりしているケースもあるようです!

 

お年玉をあげる時のマナーや注意点

お年玉をあげる時期は?

お年玉をあげる時期は、習慣として、

「1月1日〜1月7日まで」が一般的です。

 

自分の子供にあげる時は、「1月1日」の朝にあげることが普通だと思いますが、

親戚や友人の子供にあげる場合などは、なるべく、この期間中にあげるようにしましょう!

 

お年玉の金額相場と目安

お年玉の金額相場と目安に関しては、

「赤ちゃん、幼稚園、小学生、中学生、高校生、大学生」

の全てを一覧表にしてまとめていますので、こちらを記事を参照下さい

 

お年玉袋とお金の用意

お年玉袋とお金の用意に関しては、基本的なマナーとして下記があげられます。

・お年玉袋の表側に相手の名前を入れる

・お年玉袋の裏側に自分の名前を入れる

・新札を用意する

・新札はきれいに折る

・お札の表を上にしてお年玉袋に入れる

※お年玉袋の書き方や見本例・お札の入れ方に関しては、こちらを参照下さい

 

親戚や友人の子供に渡す時の注意点

相手の親が見えるところで渡す

親戚や友人の子供に渡す時は、

相手の親が見えるところで渡す様にしましょう☆

 

特に小さい子にお年玉をあげた際は、

落として無くしてしまう可能性もあります。

 

親しい間柄だとしても、お金のやり取りになるので、

「確実に渡した」ということを相手の親に認識してもらえるように、

渡す瞬間が目に入る様にしておくのが無難です☆

 

お年玉の意味や由来、そして基本マナーに関しては以上となります。

他にもお年玉に関する重要な記事がありますので、ぜひ見て行って下さいね^^☆

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