【おみくじ】平を引いたけどコレってどうなの？（意味・確率・読み方）

おみくじと言えば、

「大吉」、「中吉」、「小吉」、「吉」、「半吉」、「末吉」、「末小」、「凶」、「大凶」

などの運勢が一般的だと思われていますが、

実は神社の中には「平」という運勢のおみくじを入れているところがあります。

今回はそんなちょっと珍しい「平」というおみくじについて、

詳しくご紹介しましょう。

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おみくじの平の意味と評価

「平」の読み方

おみくじで「平」は、

読み方は基本的には「たいら」と呼びます。

しかし場所によっては「へい」、「ひら」という場合もあるようです。

「平」の意味と評価

「平」は、末吉または末小と凶の間、

すなわち「良さそうな運勢」と「悪そうな運勢」の間であり、

「可もなく不可もなく」という運勢を意味します。

これだけを聞くとなんだか

「あんまり引いても嬉しくないかも」

と思ってしまいますよね。

実際に「平」はレアなので、

そんなレアな運勢のおみくじを引けるということは凄いことのように感じますが、

運勢の順番的には、かなり微妙な評価だということなんですね。

「平」が出る確率は？

おみくじで「平」がでる確率ですが、極めて低いと考えられます。

おみくじ全体の割合

実はおみくじの吉凶の割合は、

おみくじを考案した元三大師（天台宗延暦寺の良源）が書いた「元三大師御籤帳（みくじちょう）」

に記されています。

そこには「大吉」が16％、「吉」が35％、「凶」が29％、「その他」が20％、と決められています。

「平」は「その他」に入る

ほとんどの神社はこの割合をもとに作っているのですが、

では「平は？」と思いますよね。

実は「平」は「その他」に当たるので、

「中吉」や「小吉」、「末吉」

などと合わせても「20％」なのです。

一般的には悪い運勢を増やす傾向は少ないので、

この中で最も悪い運勢となる「平」は

かなり少なく入れられていると考えられています。

具体的な確率数値は！？

ほぼ確実なのは２０％以下

まず「その他」の２０％の中に入るので、

ほぼ確実に言えるのは、「平」の確率は「２０％以下」であることです。

近い数値は５％！？

そして仮に「その他」の項目が

「平」、「中吉」、「小吉」、「末吉」の４つであると仮定し、

ちょうど４つ均等に割り当てられているとすれば、

「平」の確率は「５％」ということになります。

しかし実際には、それぞれの神社にて采配があり異なりますし、

具体的な確率はわかりませんが、

いずれにしてもかなりレアな結果になるでしょう！

そう考えるとある意味、貴重ですね☆

ネタにもなりますし☆

「平」って実際どうなの？

「平」については良い意味で

「穏やかな今の現状を維持する」

という意味があるようです。

変化を求めている人は、

もう少し変化の時を待つべしという意味でもあるようです！

このように平の運勢は「普通」といったところですが、

細かい項目には良いものも悪いものもあるでしょう。

そして仮に、日常生活での困難があったとしても

その出会った困難に対し、おみくじのお告げを守れれば、良い運勢に傾いていくでしょう。

もう1度引き直してみても良い？

基本的には引きなおしはNGです。

というのも、最初に引いたおみくじは神様からのお告げであるからです。

何度も引きなおして運勢を高めようとするのではなく、

中に書かれていることを心に止めて生活することで、

日々運勢を高めていくことが重要です！