蚊取り線香の煙や成分は赤ちゃんに害はないの?
夏になって一番イライラするのが
蚊の出現ではないでしょうか?
自分が蚊に刺されるのも嫌ですが、
小さな子供や赤ちゃんがいる家庭では、
子供が蚊に刺されないようにと、
パパやママは余計に神経質になるでしょう!
赤ちゃんの場合、
蚊に刺されてしまうと見た目が痛々しいだけでなく、
我慢できずにかきむしってしまい、
そこからバイ菌が入って「とびひ」になることがよくあります。
とびひは放っておくとどんどん症状が広がり、
人に移す病気なので、保育園などに行っている子は
完全に治るまで登園が停止とされてしまいます。
しかし、小さな子供が蚊に刺されないように
見張っているわけにもいかないので、
「蚊取り線香」を使って蚊を寄せ付けないようにしたいのですが、
ドラッグストアやホームセンターに売っている蚊取り線香は
赤ちゃんに害がないのでしょうか?
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赤ちゃんに害はある?ない?
体に害のない成分を使用
メーカーの説明を読むと、
体に影響の出ない成分を使用しているため、
乳幼児(赤ちゃん)でも安心して使えるそうです。
蚊取り線香の原料
天然物と化学合成品の2種類あり
乳幼児(赤ちゃん)でも安心して使えるとはいえ、
その原料は科学的に合成した殺虫剤と天然由来のものと2種類あります。
天然物の原料は「除虫菊」
天然由来ものの場合の原料は、
除虫菊という花の地上部分を半年間乾燥させたものですが、
最近ではそれと同じものを化学的に合成したものが使用されることがほとんどです。
蚊取り線香の成分
天然物は「ピレトリン」
除虫菊という花には「ピレトリン」という成分があり、
それが殺虫や虫除けとしての効果を発揮します。
化学合成品は「ピレスロイド」
科学的に合成したものは、「ピレトリン」と似た
「ピレスロイド」という成分を使用しています。
虫には分解できない
天然の「ピレトリン」はもちろん、
化学合成物の「ピレスロイド」も、
ほとんどの哺乳類はそれを分解することができますが、
虫はそれができないので死んでしまうのです。
煙は大丈夫?
煙には注意が必要
上記に示したように、蚊取りの成分自体は
赤ちゃんが吸っても麻痺したりする心配はないようですが、
締め切った部屋の間で長時間煙を吸っていると、
喉が痛くなったり、気分が悪くなることがあります。
喘息の子には特に注意
また、喘息の持病を持っている人の場合、
症状が悪化することもあるので注意が必要です!
使用する上での注意点
火傷には注意しよう
赤ちゃんがいる家庭で蚊取り線香を使う場合、
まず心配なのは火傷です。
子供の手の届かないところへ
火をつける渦巻き式のものは、
絶対に小さな子供の手の届くところに置かないようにしましょう。
火をつけない電気式のものも、手を突いたりすると火傷するので、
やはり手が届かないところに置く必要があります。
また、火が消えていたり、スイッチを切っていたりする場合でも、
舐めたり食べたりしては体によくないので、
小さな子供の近くに置きっぱなしにするのは危険です。
また、ずっとつけっぱなしにしないようにして、
定期的に換気もするようにして、
必要以上に煙を吸い込みすぎないようにすることが大切です。
<関連記事>
他、蚊取り線香情報こちら
・蚊・蚊取り線香の情報(リンク一覧)
ということで、煙の成分的には問題はないですが、
煙の吸い込みすぎや火傷等に注意しながら
安全に使うようにしましょう☆
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