ハローワーク求人・超活用術(求人票の見方と嘘・トライアル雇用・ハロワ)
前回はハローワークの職業訓練に関する記事でしたが、
続いて今回は「ハローワーク求人の超活用術」ということで、
私がハローワークの求人票をうまく活用して再就職を決めた情報を提供します。
「求人票の見方と注意点」と「トライアル雇用」、
そして、ネットで見られる「ハローワークの求人票の嘘」など
知っておかないと損する情報、知らないと困る情報をまとめました。
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ハローワーク求人票の見方(裏テク)
ハローワーク求人票を見る方法
求人は「ハローワーク事業所」や「インターネットサービス」のどちらかを利用して見ることができます。
「インターネットサービス」よりも「ハローワーク事業所」でしか確認できない求人もある為、
差別化を図るためには「ハローワーク事業所」を利用した方が良いでしょう!
ハローワーク求人票を見る時の注意点
延々と出ている求人票は要注意!?
私は、職業訓練を受けている4ヶ月間、毎週求人票を確認していましたが、延々と出ている求人票がありました。
なぜ延々と出ているかをハローワーク担当者に聞いてみると、理由は2つ考えられるとのこと。
1つは、「採用しても何らかの理由ですぐ退社してしまい、再度求人を出しているケース」。
退社理由が企業側の問題であることも考えられるので、警戒した方が良いでしょう!
そしてもう1つは「もともと採用する気がないケース」。こちらに関しては下記を見て下さい。
面接試験の合格割合を確認する
気になった企業の求人票が見つかれば、必ずハローワーク担当者の方に「面接試験の合格割合」を聞いてみて下さい。
私が聞いた時は「10人受けて1人採用されいていること」、「合格した人の年齢と性別」を教えてくれました。
なぜ「面接試験の合格割合」を聞いた方が良いかですが、
「企業側にもともと採用する気がない」場合があるからです。
(ハローワークの担当者が言っていました)
その場合、例えば「50人受けて50人とも不採用」という場合があるようです。
ではなぜ、そんなことがあり得るんでしょうか?
それは「企業はハローワークへの求人募集」を無料で出せることにあります。
広告として自社の名前を無料で売る目的の場合があるようです。
真偽は分かりませんが、情報として頭に入れておいた方がいいかもしれません。
トライアル雇用を狙う(裏テク)
私は「トライアル雇用」で求人を出している企業を狙うことをお勧めします。
私も実際にココを狙って就職を決めました。
トライアル雇用とは
「トライアル雇用」とは、一ヶ月間など試用期間を設けて入社する仕組みです。
試用期間が終わり、会社が求める標準値に達していれば「本採用」として正式に入社となります。
求人票に「トライアル雇用併用求人」と記載されているのがそれに当たります。
なぜココを狙うのが良いかというと、理由は2つあります。
理由1
1つ目の理由は「試用期間を設けられている為、企業側が採用しやすい」ところです。
本来、企業としては、人材を採用することは非常にリスクを伴います。
雇ってみたはいいが、望むような人材では無い可能性があるからです。
それでも一度採用してしまうと、簡単にクビにすることはできません。
なので、通常は書類や面接だけで採用を決めなければいけない為、
よほどの決定打がなければ採用に至りません。景気が悪い状況であれば尚更です!
その点、試用期間が設けられていれば、そのハードルは低くなります。
試用期間中に、良い人材かを実務にて判断できるからです!
理由2
もう1つの理由は「企業側に補助金が出ている」ことにあります。
トライアル雇用を実施している企業には補助金が出ているので、
企業は通常と比べて積極的に人材を採用することができるので、チャンスが広がると言えるでしょう!
中には「企業が補助金で儲ける為にトライアル雇用をしているのでは?」、「本採用する気はないのでは?」などと思う人がいるかもしれませんが、その心配はありません。
なぜなら、補助金の額は一人を採用するにあたり数万円程しか出ないので、
圧倒的に雇用料の方が上回り、逆に経費が掛かります。
そのようなことをしても企業側にメリットはないんです。
ハローワーク求人票の嘘について
ハローワークの求人だけなのかどうか
ネットで検索すると、「ハローワークの求人票には嘘が多い」という記事がいろいろと見られます。
しかし、求人の内容と実際の環境に差があることは、
別にハローワークの求人に限ったことではありません。
ハローワークに出ている求人と全く同じ求人を、
別の有名な求人サイトに出している企業もありますし。
もちろん、ハローワークの求人票の方が、割合的に多いかどうかは私は知りませんが。。
どっちにしても、情報を受け取る時は注意が必要です。
個人の感情論として意見を発する人が多いのも実情です。
しかし、貴重な情報でもあるので、一つの情報として大いに参考にするべきですね☆
嘘があると認識して対策を取る
そこで大事なのは、「求人と実際の環境には嘘がある」ということを認識した上で、
どう対策を取れば良いかを考えることが重要だと思います。
対策1:就職口コミサイトを利用
私は「登録制の就職口コミサイト」に登録して、実際のその企業の実態を調査しました。
何年か前のことなので、サイト名は忘れてしまいましたが、
企業ごとに口コミページがあって、登録した人にしか見れないようになっていました。
口コミする人は、実際にその企業で働いている人が口コミしています。
「その会社の実際の勤務体系、残業がどれぐらいあるか、サービス残業があるか、福利厚生はどんなものがあるか、体育会系的な会社だ」
などなど、それぞれその会社の実態が細かく書かれています。
どの企業の口コミも、賛否両論の意見で、
会社に対していろいろと文句を言っている人と、
「この会社で働いて良かった」と肯定的に見ている人とで、
意見が2分されていました。
会社の公式ホームページや求人票でのPRを見るよりも、
こういった口コミサイトの方がよっぽど会社の実態が分かります。
会社それぞれ特色があり、雰囲気も違うので、自分の性格に合う会社かどうかも、
これである程度は把握できるので、非常に有効なサイトになると思いますよ☆
99%の人が満足している会社でも、
自分の性格に合っていなければ当然、不満を言い続ける人生になってしまうので、
自分の性格に合わない会社に入るようなことだけは避けたいところですね。
対策2:就職指導のプロに相談
就職指導のプロであれば、求人票の内容を見れば、ある程度は嘘かどうかを見破ることが出来るようです。
私は職業訓練を受けていたので、職業訓練校にて就職指導のプロの人に相談しました。
他にも、ハローワークの人も就職指導のプロなので、実際相談するのも手です。
もちろん、ハローワークの担当者によって知識やスキルも異なるかと思うので、その辺はうまく調整して下さい。
不安なら他の有名求人サイトを利用
ということで、私が取った対策としてはこの2つの対策でした。
しかしそれでもハローワークの求人票に不安を感じる場合は、
他の有名求人サイトの求人を探せば良いと思いますよ☆
自分自身が安心して就職活動をすることが一番だと思います^^☆
もしハローワークの求人票を利用する人は、参考にしてみて下さい☆
そして他にもハローワークに関する記事があるので、そちらもどうぞ!
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