電波時計の時間が狂う原因と直し方とは?(地震は関係する?)
いつも正確なカレンダーと時間を教えてくれる「電波時計」は、
今や私たちの生活に切っても切れない存在になっています。
しかし一度時間が狂ってしまうと直すのがやっかいである場合もあります。
そこで電波時計の時間が狂う原因と直し方をご紹介します☆
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地震は関係している
電波を送信している箇所は二ヶ所
日本の標準電波を送信している場所は二か所あり、
一つは福島にある「標準電波送信局」と、
もう一つは佐賀県にある「標準電波送信所」です。
2011年に起きた東北大震災
これが2011年に起きた東北の大震災の時、
福島の送信局が打撃を受けたために電波の送信がストップしてしまい、
電波時計の時刻が狂ったという事例があります。
震災が起こる前にも狂ったという報告も
また、この大震災が起こる前にも
度々電波時計の時間が狂ったという報告がされているので、
時計がうまく電波を受信できない時は地震の予兆ではないかと言われているほどです。
時間が狂う原因と直し方
地震の他にも、いろいろと電波の受信を阻害するものがあります。
電波を阻害する物がある
実は皆さんの家庭にある物の中には、電波の送信を阻害してしまう物があります。
例えば、「OA機器やテレビなどの家電製品」、
そして、「金属製の家具やスチール棚」などがそれに当ります。
これらの上に置いている場合や、近くに置いている場合などは、
電波を受信しにくくなってしまうので、注意しましょう!
阻害物のない窓際に置く
このように置き場所に原因がある場合は、
近くに阻害物が無い場所で、できれば電波を受信しやすい窓際などに
移動してしばらく置いておいてください。
置時計の場合は「1日に数回」、
腕時計の場合は「毎日午前2時」に電波を受信します。
腕時計の場合は腕から外して静止させておいてください。
雨天や落雷
雨天や落雷などで電波を受信しにくくなることがあります。
このような気象状況はさすがに対策のしようもないですが、
「天候が悪い時には電波時計が狂うことがある」
という認識は持っておきましょう!
送信所の定期点検
送信所の定期点検によっても、電波時計が狂ってしまいます。
「毎年1回」行われますので、この時は電波を受信することができなくなります。
年に一回しかないので、あまり気にしておく必要はないかもしれせん。
電波時計が狂う原因が他に見当たらない時には、
「もしかしたら今日は定期点検かな?」
くらいに考えて、少し様子見する為の一つの情報にはなるでしょう!
電池切れが原因の場合も
他にも、電池切れにより時間が狂っている場合も当然考えられます。
電波の受信以前の問題なので、電池交換をして時間を直しましょう!
時間の直し方
前述した通り、電池がなくなって時間が狂った場合は
新しい電池を正しく挿入して、
電波をキャッチしやすい所にしばらく置いておきましょう。
通常は15分くらいで正常な時間になる
通常15分くらいで正しい時間を刻み始めます。
それでもうまくいかない場合は、
自分たちがいる場所が「福島」と「佐賀」のどちらに近いかを考えてみましょう。
周波数を変える
もしかしたら周波数を変えれば電波をうまく受信できるようになるかもしれません。
晴れた日の夜の方が正常に電波を受信しやすいのでおすすめです。
1日で直らない場合
1日で時間が直らない場合は「1〜2週間」かかることもあります。
気長に待つことができない場合はメーカーに問い合わせをしてみてください。
最終手段は手動で設定する
どうしてもいますぐに時間を合わせたい時は
最終手段として手動で行う場合もあります。
これだと何のための電波時計だと思ってしまいがちですが、
電波を受信すれば自動で正しい時間に修正してくれるので、
まずは自力で時刻を合わせてみるのも良いでしょう☆
他にも、電波時計の記事があるので、参考にして行って下さいね^^☆
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