破裂の危険性!?水道管の正しい凍結防止対策とは?(カバーなど)
水道管は冬になり、地中の気温が下がってくると凍結することがあります。
凍結してしまうと水道管が膨張し、最悪の場合は水道管破裂の恐れもあります。
そこで今回は、
「水道管の凍結防止」、「凍結の際の破裂対策」
を詳しくご紹介しましょう。
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水道管の凍結と原因
気温の差による「結露」
そもそもなぜ水道管が凍結するのかは、
もちろん「寒いから」ですね。
そして、「地中にある水分」と「水道管」の
気温の差による「結露」がその原因となります。
マイナス4度に注意
水道管の凍結が起こるための外気の条件ですが、
外気温「マイナス4度」が1つの目安となるでしょう。
外気温が「マイナス4度」になると、
もちろん雪が降り、地中にしみこむ水分も増えてきます。
水道管は家の様々なところにありますが、
地中の水道管はもちろん、外の蛇口につながる水道管も
それくらいの寒さとなると注意が必要です。
水道管の中を流れる水は、基本的に外気に影響をされるので、
水が凍るくらいの外気になると、もちろん水道管内の水も凍るというわけですね。
水道管の破裂
水道管内の水の凍結が原因
水道管が破裂するのは、
「水道管内の水が凍結した為」
に起こります。
水の体積膨張が直接的な原因
水は「固体・液体・気体」になる際にその体積が変化しますよね。
そして固体になった時のほうが体積が膨張します。
例えば、製氷皿に入れた水を9割くらいにしておくと、ちょうどいいサイズの氷になったりします。
これは水が固体になった時に体積が膨張する性質を利用したものです。
水道管内の水が凍結すると、水であった時よりも体積が膨らむ上、
水と違って固体なので柔軟性がなく、すぐに逃げ場が失われます。
その膨張に耐えきれなくなった水道管が破裂してしまうのです。
こうなると金銭的にも莫大な工事が必要となり、
大事になってしまうので、そうなる前に水道管の寒さ対策をしておく必要があるのです。
凍結の防止対策
水道管を凍結させない為の防止対策としては
「水抜き」、「布カバー」、「保温材」、「ヒーター」
などの方法があります。
あまり使わない水道は、元栓を切って水抜きをしておけば、凍結の可能性は0です。
その他、むき出しの水道管は「布カバー」をしたり、
「保温材」を巻きつけたりするのも有効です。
極寒地域では「水道管用ヒーター」を付けることで、
マイナス20度まで耐えられます。
注意点
水が流れ動いていることが一番の凍結防止策です。
使う水道管やメーター周りには布や保温材を巻きつけるなどの対策をし、
水道を定期的に使用して管内の水を動かしてやることが重要です。
また、使用していない水道管はあらかじめ冷たくなる前に「水抜き」をして、
元栓を切っておくことで、水の腐敗や凍結を防止できますから、習慣づけしておきましょう。
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