【ゴーヤの育て方】摘心(摘芯)の方法と時期・回数は?(図解・動画)
ゴーヤの育て方で最も大切なのが、摘心(摘芯)です。
分かりやすく、かつ詳しく書いているので、
ぜひ参考にして下さい!
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なぜ摘心が必要?(てきしん)
摘心とは
「摘心」とは適度に新芽を摘みとって、成長を促す方法です。
ゴーヤのつるが伸びたら、つるの先をハサミで切り取ってください。
そうすると、つるから脇芽と呼ばれる新しい芽が出て、株から新しいのつるが増えます。
なぜ摘心が必要?
摘心をすると一つのつるに新しい芽が出て、そこからつるが伸びていきます。
このつるのことを「子つる」といいます。
子つるを摘芯すると、そこからまた新しい芽が出てつるが増えます。
ゴーヤの花は、子づるの方が雌しべが多いという特性があります。
一株で多くの実を収穫するためには、子づるを伸ばしていく必要があるのです。
子づるを摘心すると、またそこから芽が出てつるが伸びていきます。
これを孫つるといいますが、
親づるから子づる、孫づると増やしていくことによって、
一株でたくさんの実を収穫できるのです。
図解(動画)で確認
ゴーヤの摘心(時期・回数)
摘心の時期と回数
ゴーヤの葉は「根本の双葉」、
そして次に生えてくる丸い形をした「初生葉」、
その次に生えてくる「ぎざぎざした形の本葉」
があります。
最初の摘心は、ゴーヤの本葉が4〜5枚ついたら、
つる先をハサミで切り取ります。
緑のカーテンを作りたい場合は、本葉が9枚になるまで待ってから、
9枚目と8枚目の間のつるを切って9枚目の本葉を摘んでください。
そうすると子づるが生えてきます。
子づるは上に生えているものほど、元気がありますから、
上から3本だけ残して、他の子づるは切り取ってください。
2回目の摘心は、つるから子づるが生えてきて、
子づるに葉が7枚出たら、最初の摘心と同様に
6枚目の本葉と7枚目の本葉の間でつるを切ります。
子つるから孫つるが生えてきたら、しっかりとしたつるを2本程度残して、
ほかの孫つるは切り取ってしまいましょう。
細い孫つるを残しておくと、そちらへ栄養が送られるので、
大きい実が実りにくくなるからです。
図解(動画)で確認
実際に切ってみよう
動画で確認してイメージしてみて下さい☆
注意点
ゴーヤのつるは上へ上へと伸びていきます。
上の方ばかり茂ると手入れがしにくいですし、
緑のカーテン効果も期待できません。
下を茂らせるように心がけましょう。
また摘心をするとつるが増えますから、栄養不足になりがちです。
しっかりと肥料をあげてください。
苗を購入してプランターに移し替え場合は、
すぐに摘心すると枯れてしまうことがあります。
植え替え後、約1週間たつとプランターの土に
ゴーヤの根が定着しますから、それから摘心をしてください。
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