お盆提灯の飾り方と飾る意味だけは必ず知っておこう(いつから飾る?)
8月に入ればすぐにお盆がきます!
御先祖様をお迎えする準備を進めるときに、
「お盆提灯の飾り方がわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか?
お盆提灯の飾り方を、確認しておきましょう!
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お盆提灯とは
お盆提灯を飾る意味
お盆は御先祖様があの世から、家族の元へと帰ってくる日です。
御先祖様が迷わないように、玄関先で迎え火を焚いたり、
提灯を飾ったりして目印とします。
お盆提灯は御先祖様や亡くなった家族を迎えるための、重要なアイテムです。
新盆をお迎えする家や、お盆のお供え物としてお盆提灯を贈る風習がある地域もあります。
盆提灯のお供え物が多いほど、亡くなった方が
生前にたくさんの人から慕われていたというあかしになります。
お盆提灯の種類
「お盆提灯」にはいろいろな種類がありますが主に、
「床に置くタイプのもの」と「玄関や軒先などにつり下げるタイプ」
のものに分かれます。
「床に置くタイプのもの」には大内行灯や、回転行灯などがあります。
「つり下げるタイプ」には住吉提灯や御所提灯などがあります。
もっとも一般的なのが「大内行灯」です。
「回転行灯」は火袋の中が回転して、提灯に描かれた絵が回転して見えるものです。
「御所提灯」は、壺のような形をしています。
「住吉行灯」は細長い円筒形です。
最近ではさまざまな絵柄のものが販売されており、家紋を入れる家庭もあります。
提灯の明かりとしてろうそくを使いますが、近年は火災予防のために、「電気型のものが一般的」になりました。
また新盆のときだけ、飾り気のない白い提灯を飾る習慣があります。
これは初めて家に帰ってくる御先祖様が道に迷わないように、白い提灯を目印に掲げるものです。
お盆提灯の飾り方
お盆提灯は仏壇や精霊棚の両端に、1つずつ飾つて1組とするのが一般的ですが、
何組飾らなければいけないという決まりはありません。
親戚や知人などから贈られてきたら、幾つでも飾ってよいのです。
ただし新盆用の白い提灯だけは、2つで1組ではなく1つだけ飾るのが一般的です。
最近はマンション住まいの家庭も増えてきました。
提灯を飾るスペースがない場合は、ミニタイプの提灯も販売されています。
またご先祖様への目印として、軒先に飾ることもあります。
動画で確認
お盆提灯の選び方
お盆提灯の組み立て方
いつからいつまで飾る
盆提灯は御先祖様が、迷わずに家に帰ってこられるよう道標となるものです。
したがってお盆提灯を飾る期間は、お盆の期間中となります。
迎え火として「7月13日(西日本など地方によっては8月13日)」に提灯をともし、
「7月16日」に送り火を終えたものとして、提灯を消します。
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