【新盆見舞い】香典の金額相場を知り恥をかかないよう注意しよう
8月に入ればそろそろお盆です!
新盆を迎える親戚や知人のお宅を訪問するときに
困らないように、マナーを確認しておきましょう。
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新盆見舞いとは?
新盆とは?
新盆とは、人が亡くなって49日の法要が終わってから、
初めて迎えるお盆のことをいいます。
お盆は、あの世へ旅立ってしまった人がこの世に帰ってくるのを迎える行事です。
お盆の迎え方は地方によってさまざまですが、
一般的には新暦の7月15日前後か、8月15日前後に行います。
13日に玄関先で迎え火を焚き、ご先祖様に帰ってくる場所を知らせます。
同様の意味で、提灯も飾ります。
お供え物としてきゅうりで馬、茄子で牛を作って仏前に供えます。
精霊馬と呼ばれるもので、あの世から少しでも早く帰ってこられるように、
行きはきゅうりの馬で駆けつけ、帰りは茄子の牛に乗って
ゆっくりと帰ってほしいという願いが込められています。
新盆では亡くなったばかりの故人を初めて迎えるので、
ふだんのお盆に比べて懇ろに行う家庭も少なくありません。
新盆見舞いとは?
新盆見舞いとは、新盆の法要にお供え物をすることです。
法要に出席できればお供えを持参します。
遠方の場合で出席できない場合は、宅配便などで送りましょう。
法要の手順は仏教の流派によって異なりますが、
一般的にはお坊さんが読経を上げ、参列者は焼香を供えます。
香典の金額相場は?
香典の金額の相場は、地方によって異なる点もありますが、
おおよその目安は、葬儀のときに贈った香典のおよそ半額といわれています。
兄弟なら3万円程度、親戚なら1万〜2万円。
友人の場合は関係の親密さによって異なりますが、
5千〜2万円。同僚で5千〜1万円程度が目安となります。
関係性 | 香典(金額相場) |
---|---|
兄弟 | 3万円 |
親戚 | 1万〜2万円 |
友人 | 5千〜2万円(親密さで変動) |
同僚 | 5千〜1万円 |
不祝儀袋の表書きやマナー
表書き
不祝儀袋の表書きには
「お供え」
「御供物料」
「お香典」
「御佛前」
などと書くのが一般的です。
注意点としては、表書きに「御霊前」と書くのはマナー違反です!
御霊前は49日の法要までしか使わないのが、一般的だからです。
その他マナー
「水引の色」ですが一般的には黄白、双銀を使います。
しかし地方によっては黒白を使うところもありますから、
その地域の風習に従いましょう。
お金ではなく物をお供えするときは
「果物」、「お菓子」、「線香」、「亡くなった方が生前に好きだったも」
などを送るのが一般的です。
また、新盆見舞いでは集まった人たちが、
亡くなった人を忍ぶのが目的であることを忘れない様にしましょう!
注意点
新盆は初めて迎えるお盆ということもあり、
見舞いに訪れる人も多く、迎えるご家庭は何かと忙しいものです。
事前に都合の良い訪問時間などを確認して、
相手の迷惑にならないよう注意しましょう。
見舞客が多い場合、長居しないように気をつけて下さい!
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