競歩のルールと歩き方・レッスン動画!(警告・注意・失格)
競歩の歩き方には厳しいルールがあります。
競技などの大会でルール違反をすると失格になってしまうので注意しましょう!
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競歩とは
競歩とは走らずに歩いて速度を競う競技です。
そのルーツは、ローマ時代の娯楽だという説や、
16世紀頃にイギリスの貴族たちの間で流行した散歩が競技になったという説、
ヨーロッパの王侯貴族たちの書簡を伝える健脚の歩行者から発生したという説などがありますが、
どれが正しいのかは今もってわかっていません。
競歩というと早歩きのイメージがありますが、立派なスポーツ競技です。
しかも見た目以上にハードで奥が深く、その魅力に夢中になる人が続出中です。
歩いているにもかかわらず、
トップレベルになると一般の人が走るよりも速く、
飛ぶような勢いで前進するプレーヤーを見ると、
観戦している方もワクワクします。
競技人口や大会規模
競技人口
確たるデータはありませんが、
日本で競歩の競技に参加している人口は
「約2,000人」と推定されています。
競技人口はまだまだ少ないのですが、
欧米など他国よりも日本の競技人口は多いといわれています。
競歩の主な大会
日本で行われている主な競技は
「日本選手権大会50㎞競歩」
「全日本50㎞競歩高畠大会」
「長崎陸協競歩大会」
「元旦競歩」
「第99回日本陸上競技選手権大会20km競歩」
「アジア陸上競技選手権・20km競歩」
などです。
競歩のルール
基本ルール
競歩の基本ルールは、
必ずどちらかの足が地面に接していることと、
前脚が地面に接した瞬間から垂直になるまでの間は、
膝が伸びて足がまっすぐになっていなければならないことです。
両足が地面から離れた状態を「ロス・オブ・コンタクト」といい、
前足の膝がまっすぐに伸びていない状態を「ベント・ニー」といいます。
禁止事項
競歩のルール違反は禁止ですが、それ以外にもドーピングが禁止されています。
競技に出場する際に、疾病などで薬を服用している場合は、事前に申請しなければいけません。
警告、注意、失格
判定員は選手がルールに従っていないと判断したときは、
「黄色カード」と呼ばれる注意・警告カードを表示します。
そしてルール違反をした場合は「赤色パドル」を表示します。
赤色パドルが表示されたら、その選手は失格です。
赤色カードが表示されるのは、
「ロス・オブ・コンタクト」と「ベント・ニー」
が発生したときです。
赤色カードが出されたら、選手がすぐに確認できるよう掲示板にも表示されます。
赤色カードが出た選手は、競技から離れなければいけません!
競歩レッスン動画
分かりやすい「競歩のレッスン動画」があるのでご紹介します。
「基本レッスン」と「応用レッスン」があります☆
基本レッスン
応用レッスン
繰り返し動画を見て、練習してみて下さいね^^
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Comment
今の選手の歩きは、踵を着地してすぐにつま先を下すのですね。私が競歩を始めたころは、教科書では、できるだけつま先を上げたまま体の中心部を過ぎるまでそのままでするようにということでした。ですので、今の選手の歩きを見ているとまるで膝が曲がっているように見えます。よくベントニーを取られないなあと感心しています。