星座の神話は面白い！しかも実はタメになる！厳選して簡単に解説！

私たちの生活で切っても切れない存在と言えば、「12個の星座」でしょう。

誰でもみな自分の星座を持っていますが、

実はその裏には驚くべき神話が隠されています！

 

神々の世界では恋愛あり、強奪ありなど

人間以上に人間らしい世界が広がっていて、

実はためになるものばかりです。

 

今回は神話の中でも簡単で面白い「おとめ座のお話」をご紹介します。

 

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ペルセポネーに恋した冥府の王ハーデス

「全知全能の神であるゼウス」と「豊穣の神であるデメテル」の間に生まれた娘「ペルセポネー」は、

ニューサと呼ばれる山地でニンフ（妖精）と一緒に花を摘んで楽しんでいました。

冥府の王「ハーデス」

ふと小川のそばに咲く美しい水仙の花が目に留まり、

手を伸ばしたところ、急に大地が裂け、

冥府の王「ハーデス」が現れました。

 

ペルセポネーが冥界へ連れ去られる

実はハーデスは、かねてから美しいペルセポネーに想いを寄せていたのです。

ハーデスは嫌がるペルセポネーを無理やり冥界へ連れ去ってしまいました。

 

デメテルの怒り

愛娘を連れ去られたデメテルは怒り狂って

ゼウスの元へペルセポネーを助けるように懇願します！

 

しかし、ゼウスは冥界の王ハーデスならペルセポネーの相手として

申し分ないとしてデメテルの話を取り合いません。

 

ペルセポネーはハーデスを受け入れない

怒ったデメテルはオリンポスから出ていき地上に姿を隠してしまいます。

ペルセポネーは冥界でハーデスに丁重に扱われますが、

元々好きで来たわけではないのでハーデスを受け入れることができません。

 

ペルセポネーの解放

ゼウスはヘルメースを冥界へ送り、

ハーデスにペルセポネーを解放するよう説得させます。

 

神々の掟を知らないペルセポネーがはめられる・・・

ハーデスはペルセポネーの解放を了承し、

別れ際にペルセポネーに12粒のザクロの実を渡しました。

 

お腹が空いていたペルセポネーはザクロの実を4粒食べてしまうのですが、

実は冥界の食べ物を口にしてしまうと、

その人は冥界に属さなければならないという神々の中での掟があることを

ペルセポネーは知らなかったのです。

 

デメテルが抗議するが

デメテルは娘が無理やりザクロを食べさせられたと

ゼウスに抗議しますが聞き入れられず、

そのため1年のうち3分の1をペルセポネーは冥界に属することになりました。

 

ペルセポネーはハーデスの妻になる

こうしてペルセポネーは冥界の王ハーデスの妻となったのです。

豊穣の神デメテルは娘が地上に戻る時期を喜びに満ちた時期として

大地に多くの実りをもたらすようになりました。

 

春の女神「ペルセポネー」

これが春の始まりで、反対にペルセポネーが冥界に帰ってしまうと

デメテルが実りをもたらさいので冬の時期となってしまいます。

 

以上のことからペルセポネーは春の女神として人々から愛されています。